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ニキビpimple

ニキビ治療について

■概要
ニキビは皮膚の慢性炎症性疾患に位置付けられ、思春期の数年間や大人ニキビなどがあげられます。

■原因
皮脂(皮膚の油)の分泌過多や毛穴の詰まりにより毛穴の中に皮脂が溜まることで始まります(面皰めんぽう)。
詰まった毛穴の中はアクネ菌が増えやすい環境にあり、数が増えると炎症を起こし赤いぶつぶつしたニキビや膿が溜まったニキビを引き起こします。

思春期のニキビは小学校高学年~中学生にかけて始まります。
高校生頃に最も悪化し、次第に軽快していくことが多いです。
大人のニキビは発症の仕組みは同じですが、女性に多く、ホルモンの影響や心理的影響・睡眠不足・スキンケア不足・紫外線などの外的要因などがみられます。

■治療
ニキビの治療はニキビ跡を防ぐためにもニキビによる心理的影響を減らすためにも、早期治療と良くなった状態を維持する事が大切です。
また、生活習慣を改善し、原因を軽減していくことも重要です。

1.内服治療
抗生物質やビタミンB1,B2の内服を症状に応じて処方します。

2.外用治療
ダラシンTゲル・アクアチムクリーム・ローションなどを症状、肌の状態に応じて処方します。

3.面皰圧出
細い針と器具を用い、毛穴の詰まりと膿みを押し出します。

面皰圧出は、痛い治療ですが効果がある治療です。
患者さんから「痕になりませんか?」と尋ねられることがありますが、治療後しばらくは出血したり赤く腫れることがありますが、2〜3日で赤みはひいていきます。
当院の治療方針は、この面皰圧出を中心に内服治療と外用治療を組み合わせておこないます。
また、ご希望があれば、洗顔石鹸・保湿ローション・ビタミンCローションのなどニキビのスキンケアのアドバイスもいたします。
その他、ケミカルピーリングも有効とされています。 
※当院では、ニキビ治療としてのホルモン療法や漢方治療は積極的に行っておりません。